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股関節の手術、大きな捻挫と相次ぐ怪我により2022年は1試合も出場できなかった錦織圭。失意のシーズン中に、フェデラーが去り、2023年にはナダルも怪我で引退を示唆。その間にアラカラス、ルーネなど新世代の台頭と目まぐるしく動くテニス界。
そして、いよいよ錦織圭がチャンレジャーからではありますが復帰の報道が出てまいりました(長かった…)。錦織はあまりにも情報を発信しないのでいつ復帰するかファンとしては非常にやきもきしておりました(wowowの解約が頭をよぎったぐらい…)。
コートでボールを打つまで錦織の復帰は半信半疑ではありますが、新型コロナウイルスから日常を取り戻した世界、およびテニス界で錦織が躍動する姿をまた見れる喜びに勝るものはありません。
そんな錦織圭の2023年に出場する試合の予定と大会ごとの詳細、試合の結果をまとめています。
錦織圭2023年の歩み
1. ついに復帰!!600日ぶりのカムバック→プエルトリコのチャレンジャーツアーで見事優勝!!
なんと復帰まで600日かかった錦織圭。およそ2年錦織圭をテニスコートで見ることはかないませんでした。左股関節の手術(マレーのようになる寸前だった)に加え右足首の負傷。怪我が多い錦織のキャリアの中でも最長の離脱期間でした。
wowowさんのサイトで復帰直前のインタビューが掲載されています。思った以上に悲壮感はなく、すこし吹っ切れてるようにも見えますね。
そして、復帰初戦のプエルトリコへの本人からのTweetがようやく登場。これで出場可能性が50%ぐらいになってます(直前に離脱することが何度もあったのでコートに立つまで信じられない)。頼むぞ、錦織!
さて、ようやく復帰のめどが立った錦織。30歳を超えて2年近いブランクは完全復帰できるまでめちゃくちゃ時間かかるでしょう。ファンメ戦でも期待と不安がめちゃくちゃ入り乱れておりますが、あの錦織の華のあるテニスがもう一度みれるかもしれない。それだけでも心躍りますね。
錦織圭の復帰ロードは6月、7月のチャレンジャーズから。ここで手ごたえをつかめば全米も視野に入れるかもですが、東京が年内の大きな目標でしょう。少しでも錦織が納得できるテニスを見せてくれればと心から思います。

2. チャレンジャーツアー第2戦はブルームフィールド!残念ながら2回戦で敗退。
カリビアン・オープンで見事優勝した錦織はブルームフィールド、シカゴとチャレンジャーツアーに出た後にツアー復帰を示唆しました。
アトランタ、シティ・オープンに向けブルームフィールドにWCで出場します。プエルトリコ同様に新設のチャンレジャーツアー。目指せ連続優勝…というより前の大会よりレベルの高い選手相手にいい試合ができるかが重要。怪我無くツアー復帰に向けいい準備をしてほしいですね。
1回戦のウォルトン戦は圧勝。1時間程度で試合を終え、自身のことを「フェデラーのようにプレーできた」と絶賛。気持ち的には謙虚に行きたい錦織ですが、プレー内容が思った以上によく戸惑っているようですね。
2回戦は過去対戦経験のある実力者のクドラでしたが、残念ながら敗戦。サービスの不調、フォアの不調、そしてクドラが思った以上に強くフルセットの末敗戦しました。途中らしいプレーもありましたが、調子悪い中でもなんとか勝つ…という以前の錦織の勝負強さはまだ戻ってきていないで用ですね。

3. 第3戦はシカゴ・チャレンジャーツアー!ツアー復帰前哨戦は準々決勝で敗退
敗戦後すぐにシカゴに向かった錦織。場合によっては欠場もあると思いましたが切り替えてるのがうかがえます。
早速シカゴで練習している錦織に対してwowowがコメントをとってまいりました(テニスのwowowは超優秀)。
フォアの不調に対してマイケル・チャンやミルニーにアドバイスをもらったことを明かしてますね。シカゴCHは参加選手のレベルも確実に上がってるので錦織がどういうテニスをするのかに期待。
シカゴチャレンジャーは結果的には準々決勝で敗退になりました。良いところと悪いところ両方出た大会になりましたが、これでいよいよツアー参戦です。ここから全米まで怪我無く戦ってほしいですね。
4. ツアー復帰戦アトランタオープンは堂々のベスト8
待ちに待ったツアー復帰戦がアトランタで始まります。錦織は初出場の大会ですね。当然ですが、チャレンジャーとは比べ物にならないぐらい選手層が豪華です。
また、モンフィス、イズナーなど錦織が過去しのぎを削ってきた選手も多数出場。どの選手と試合してもトップ100。下手したら30とか10の選手と試合することもあります。錦織がトップ選手にどこまで試合できるようになっているか期待して応援しましょう。

ツアー復帰戦のアトランタでは錦織のテニスレベルも一気に上がり準々決勝へ進出。復帰後初のトップ10選手であるフリッツに力負けしましたが復帰が順調であることを感じつる良い大会でした。
一方で連戦の結果左ひざを気にする錦織…ワシントンは黄信号ですが無理せず全米目指してほしいです。
5. ワシントン / トロントは左ひざのけがで欠場
予想通りではありますしたがATP500のワシントン、マスターズのトロントともに本戦決まっていたのに欠場になりました。左ひざが深刻でなければいいんだけど…。
かなりハイペースで試合に出ていたので心配でしたが、やはりという感じです。チャンレジャーツアーを1個挟む可能性はありますが全米まででなくても良いんじゃないかなとも思いますね。
6. 左ひざのけがが治らず2023年はそのまま欠場
錦織の怪我は思ったよりも重傷だったらしく、2023年は終了してしまいました。復帰の感触が非常に良かっただけにとても残念です。
しかし、8カ月の欠場後、2024年のマイアミオープンへの復帰がようやく決まりました。
2023年:錦織圭の出場予定大会一覧と試合結果
2023年の錦織の出場が決まっている大会一覧です。直前でエントリーするものや逆に出場しないものもありますので順次更新していきます。
日程 / 大会名 / 開催地 | グレード | 結果 |
---|---|---|
2023年6月12日(月)~6月18日(日) カリビアン・オープン (プエルトリコ / ウマカオ) | Challenger Category 75 | 優勝 |
2023年7月3日(月)~7月9日(日) クランブルック・テニス・クラシック (アメリカ / ブルームフィールドヒルズ) | Challenger Category 75 | 2回戦 |
2023年7月10日(月)~7月16日(日) シカゴ・チャレンジャー (アメリカ / シカゴ) | Challenger Category 75 | 準々決勝 |
2023年7月24日(月)~7月30日(日) アトランタ・オープン (アメリカ / アトランタ) | ATP 250 | 準々決勝 |
2023年7月31日(月)~8月6日(日) ムバダラ・シティ・オープン (アメリカ / ワシントン) | ATP 500 | 欠場 |
2023年8月7日(月)~8月613日(日) ナショナル・バンク・オープン (カナダ / トロント) | Masters 1000 | 欠場 |
2023年8月28日(月)~9月10日(日) 全米オープン (アメリカ / ニューヨーク) | Gland Slam | 欠場 |
2023年 錦織圭出場試合の詳細と結果
2021年に錦織圭が出場を予定している大会情報の詳細と試合結果をまとめていきます。
1. カリビアン・オープン|ATP Challenger

錦織圭の復帰初戦は6月のカリビアン・オープンが濃厚です。チャレンジャーの大会で、少しずつ感触をつかんでほしいところ。
大会名 | カリビアン・オープン |
グレード | Challenger Category 75 |
日程 | 2023年6月12日(月)~6月18日(日) |
開催地 | プエルトリコ / ウマカオ |
会場 | パルマス デル マル テニスクラブ |
コート | ハード |
ドロー数 | 32 |
賞金 | $80,000 |
時差 | -13時間 |
放送 | wowow ATP公式challenger配信 |
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
---|---|---|
1回戦 | Christian Langmo | W(6-2,6-4) |
2回戦 | Mitchell Krueger | W(4-6,6-3,6-2) |
準々決勝 | Adam Walton | W(6-4,6-2) |
準決勝 | Gustavo Heide | W(6-4,6-2) |
決勝 | Michael Zheng | W(6-2,7-5) |
視聴者もそして錦織自身も驚いた復帰初戦での優勝。チャンレジャーツアーでATPランキング圏外の選手が優勝するのは初とのこと。
錦織は初戦からチャンレジャーツアーとは別格のテニスを繰り広げ、優勝までの5試合で失セット数はわずか1と圧巻の出来。素晴らしいテニスを見せてくれました。
また、5試合戦い抜いたという事実も大きい。錦織本人もツアーを戦い抜く自身を得ることにつながったのではないでしょうか?

2. クランブルック・テニス・クラシック|ATP Challenger

第2戦はクランブルック・テニス・クラシック。カリビアン・オープン同様に新設のチャンレジャーツアーですが、出場選手のレベルは上がっています。
大会名 | クランブルック・テニス・クラシック(Cranbrook Tennis Classic) |
グレード | Challenger Category 75 |
日程 | 2023年7月3日(月)~7月9日(日) |
開催地 | アメリカ / ブルームフィールドヒルズ |
会場 | クランブルックスクール内テニスコート |
コート | 屋外ハードコート |
ドロー | 32 |
賞金 | $80,000 |
時差 | -13時間 |
放送 | wowow ATP公式challenger配信 |
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
---|---|---|
1回戦 | Adam Walton | W(6-1,6-2) |
2回戦 | Denis Kudla | L(4-6,6-3,3-6) |
残念ながら復帰第2戦は2回戦で敗退。ツアーレベルのクドラはこれまでの相手よりかなり強かったですし、錦織も復帰後初のフォアの不調。試合内で調整を試みておりましたがかつまではいかず…。悔しいですが仕切り直しですね。
すぐにシカゴに入っており、チャンレジャーツアー第3戦に向けて切り替えてます。

3. シカゴ・メンズ・チャレンジャー2023|ATP Challenger

復帰第3戦はシカゴ。ATP250アトランタの前哨戦にあたり、選手のレベルも格段に上がってきております。
大会名 | シカゴ・メンズ・チャレンジャー(Chicago Men’s Challenger) |
グレード | Challenger Category 75 |
日程 | 2023年7月10日(月)~7月16日(日) |
開催地 | アメリカ / シカゴ |
会場 | XSテニスビレッジ |
コート | ハードコート |
ドロー | 32 |
賞金 | $80,000 |
時差 | -14時間 |
放送 | wowow ATP公式challenger配信 |
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
---|---|---|
1回戦 | Alexis Galarneau | W(7-6,6-1) |
2回戦 | Skander Mansouri | W(7-6,6-4) |
準々決勝 | Alex Michelsen | L(6-7,6-3,1-6) |
シカゴは準々決勝で敗退。悪天候による順延、コートの変化、ビッグサーバー連戦、強風、、、そして錦織自身も調子に波がありました。
復帰途中ということを考えるとこれが当たり前なのでしょうが、錦織自身もまだまだできると思っているはずであり非常に悔しそうでした。
次はアトランタ。錦織がツアーレベルでどこまでやれるか期待しましょう。

4. アトランタ・オープン2023|ATP250

復帰第4戦でいよいよツアー参戦です。ATP250のアトランタ。錦織は11年ぶりの出場。
大会名 | アトランタ・オープン (Atlanta Open) |
グレード | ATP250 |
日程 | 2023年7月24日(月) ~ 7月30日(日) |
開催地 | アメリカ / アトランタ |
会場 | アトランティック・ステーション |
コート | ハードコート |
ドロー | 28 |
賞金 | $737,170(約1億200万円) |
時差 | -13時間 |
放送 | wowow |
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
---|---|---|
1回戦 | ジョーダン・トンプソン | W(7-6,7-6) |
2回戦 | シャン・ジュンチャン | W(6-4,7-6) |
準々決勝 | テイラー・フリッツ | L(4-6,2-6) |
トンプソン戦から対戦相手のレベルが格段に違う…と言ってたように強敵との試合が続いたアトランタ。準々決勝に見事進出し、フリッツに敗退。復帰戦としては上々でしょう。
また、敗退となったフリッツ戦もミケルセンやクドラ戦よりは全然良い出来でした。差を感じたという錦織でしたが左ひざ次第ではもっと競ることができたはずです。ここから順調に復帰してくれるはずです。


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