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2019年の錦織圭出場試合の予定と大会ごとの詳細、試合の結果をまとめております。
出場義務のあるグランドスラムとマスターズ、すでにエントリーをアナウンスしている大会、大会公式が発表している大会を記載。現在エントリーが確定していないATP500、ATP250、デビスカップは決まり次第追加予定。
錦織圭の2019年シーズンは終了
錦織「フレンチOPから肘の違和感に苦しんできた。休息をとってみたけれど、休んでリハビリするだけでは充分ではないと分かった。明日、右肘から小さな骨棘を2つ取り除く手術をする。残念ながらパリMSとデ杯は欠場しないといけない。目標は予定通り、12月にオフシーズンのトレーニングを始めること」
全米オープン後、アジアシーズンを休養しパリやデビスカップに出場予定だった錦織圭ですが手術をすることになり2019年シーズンは終了となりました。
思えば全英こそ素晴らしいプレーをしましたが、全仏以降の錦織は非常にらしくない試合をすることが多かったです。やはり怪我だったということですね。中々手術までに時間がかかったことからも見つかりづらい部位だったのかもしれません。
すでに手術は終わっており12月よりトレーニングを再開するとのこと。いい休養にして2020年の飛躍に向けてトレーニングに励んでほしいです。
2019年 錦織圭の出場試合一覧
2019年に錦織の出場が決まっている大会一覧です。直前でエントリーするものや逆に出場しないものもありますので順次更新していきます。
日程 / 大会名 / 開催地 | グレード | 結果 |
2018年12月30日~1月6日 ブリスベン国際(オーストラリア / ブリスベン) | ATP 250 | 優勝 |
2019年1月14日~1月27日 全豪オープンテニス(オーストラリア / メルボルン) | GRAND SLAM | ベスト8 |
2019年2月11日~2月17日 ABNアムロ世界テニストーナメント(オランダ / ロッテルダム) | ATP 500 | ベスト4 |
2019年2月25日~3月2日 ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権(UAE / ドバイ) | ATP 250 | 3回戦 |
2019年3月7日~ 3月17日 BNPパリバ・オープン(アメリカ / インディアンウェルズ) | Maters 1000 | 3回戦 |
2019年3月18日〜3月31日 マイアミ・オープン(アメリカ / フロリダ州マイアミ) | Maters 1000 | 2回戦 |
2019年4月14日~4月21日 ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ / モンテカルロ) | Maters 1000 | 2回戦 |
2019年4月22日~4月28日 バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン / バルセロナ) | ATP 500 | ベスト4 |
2019年5月5日~5月12日 ムチュア・マドリードオープン(スペイン / バルセロナ) | Maters 1000 | 3回戦 |
2019年5月12日~5月19日 BNLイタリア国際(イタリア / ローマ) | Maters 1000 | ベスト8 |
2019年5月26日~6月9日 全仏オープン(フランス / パリ) | GRAND SLAM | ベスト8 |
2019年7月1日~7月14日 ウインブルドン(イギリス / ロンドン) | GRAND SLAM | ベスト8 |
2019年8月5日~8月11日 ロジャーズ・カップ(カナダ / モントリオール) | Maters 1000 | 2回戦 |
2019年8月11日~8月18日 ウエスタン&サザン・オープン(アメリカ / シンシナシティ) | Maters 1000 | 2回戦 |
2019年8月26日~9月8日 全米オープン(アメリカ / ニューヨーク) | GRAND SLAM | 3回戦 |
ツアーファイナルはランキング上位8人のみの参加になりますが今年も参加できると信じております。
2019年 錦織圭出場試合の詳細と結果
2019年に錦織圭が出場を予定している大会情報の詳細と試合結果をまとめております。
1. ブリスベン国際2019(Brisbane International)
2019年錦織圭の第1戦はブリスベン国際2019(Brisbane International)です。今年で最後になる大会で全豪オープンに向けて重要な試金石となる大会です。
大会詳細
大会名 | ブリスベン国際 (brisbane international) |
グレード | ATP250 |
日程 | 2018年12月30日 ~2019年1月6日 |
開催地 | オーストラリア / ブリスベン |
会場 | クイーンズランド・テニス・センター |
コート | ハードコート / 屋外 |
ドロー | 28 |
賞金 | $527,880(約6,000万円) |
時差 | ∔1時間 |
錦織圭:試合結果
錦織圭:第2シード / 世界ランク9位で出場
ラウンド | 対戦相手(世界ランク) | 勝敗(スコア) |
1回戦 | Bye | ー |
2回戦 | デニス・クドラ(63) | W(7-5, 6-2) |
準々決勝 | グリゴール・ディミトロフ(19) | W(7-5, 7-5) |
準決勝 | ジェイミー・シャルディ(40) | W(6-2, 6-2) |
決勝 | ダニール・メドベージェフ(16) | W(6-4, 3-6, 6-2) |
錦織圭の2019年最初の大会は見事優勝で幕を下すことができました。
思えば決勝まで何度進んでも優勝できなかったことから「決勝イップス」だとか「勝負弱い」と揶揄され続けていた錦織。ようやく報われたと思います。
とにかくこのブリスベン国際においては「圧倒的に」強い錦織が見れました。ディミトロフ戦、メデベージェフ戦のハイレベルな戦いは必見です。ハイライトでもよいので是非見てください。
2. 全豪オープンテニス2019(Australian Open)
昨年怪我で欠場した全豪オープン。錦織自身も「優勝するなら全豪」だろうということもあり得意にしている大会です。ただし、BIG4に何度も阻まれてきた大会でもあります。
とくに2017年は非常に調子が良いかと思ったところをフェデラーに競って負け、そのままフェデラーが非常に好調になり優勝するというフェデラー復活のきっかけになった試合もありました。
そしてその2017年以来の出場です。ブリスベンの勢いのまま勝ち上がってほしいです。
大会詳細
錦織圭:第8シード / 世界ランク9位で出場
大会名 | 全豪オープンテニス2019 (Australian Open) |
グレード | グランドスラム |
日程 | 2019年1月14日~2019年1月27日 |
開催地 | オーストラリア / メルボルン |
会場 | メルボルンパーク |
コート | ハードコート / 屋外 |
ドロー | 128 |
賞金 | A$29,687,000 (約22億3,690万円) |
時差 | +2時間 |
今大会はBIG4の一角でもあり全豪で5度の準優勝をしているアンディ・マレーが「怪我でもう続けることができないかもしれない」と引退を示唆したことが大きなニュースになりました(マレーはその後手術を受けて復帰に向けてトレーニング中です)。
錦織圭:試合結果
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | カミール・マイクシャフ(176) | W(3-6, 6-7, 6-0, 6-2, 3-0 RET) |
2回戦 | イボ・カルロビッチ(73) | W(6-3, 7-6, 5-7, 5-7, 7-6) |
3回戦 | ジョアン・ソウザ(44) | W(7-6, 6-1, 6-2) |
4回戦 | パブロ・カレーニョ・ブスタ(23) | W(6-7, 4-6, 7-6, 6-4, 7-6) |
準々決勝 | ノバク・ジョコビッチ(1) | L(1-6, 1-4 RET) |
錦織圭の全豪オープン2019はまさにマラソンマッチ。逆転につぐ逆転で、ソウザ戦以外は楽な試合はありませんでした。特にカルロビッチ戦とカレーニョブスタ戦は負けるという寸前からの大逆転。スーパータイブレークからの勝利で錦織圭の勝負強さをあらためて確認することができました。
しかしマラソンマッチの代償は大きく、ジョコビッチとの対戦時には負傷&スタミナもすっからかん。グランドスラム制覇の難しさも痛感させられた大会になりました。
3. ABNアムロ世界テニストーナメント2019
錦織圭の2019年シーズン3大会目はロッテルダムで開催されるATP500の大会・ABNアムロ世界テニストーナメント2019です。第1シード予定だったズブレフが故障し錦織は第1シードとして出場。
全豪オープン後の大会と言うことでBIG4は不在。
大会詳細
大会名 | ABNアムロ世界テニストーナメント2019 (ABN AMRO World Tennis Tournament) |
グレード | ATP500 |
日程 | 2019年2月11日(月)~2019年2月17日(日) |
開催地 | オランダ / ロッテルダム |
会場 | アホイ・ロッテルダム |
コート | インドアハード |
ドロー | 32 |
賞金 | 2,788,570€ |
時差 | -8時間 |
運営も非常に錦織に対して好意的な大会でした。
錦織圭:試合結果
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | ピエール=ユーグ・エルベール(44) | W(3-6, 6-1, 6-3) |
2回戦 | エルネスツ・グルビス(84) | W(6-1, 6-4) |
準々決勝 | マートン・フクソービッチ(38) | W(6-3, 6-2) |
準々決勝 | スタン・ワウリンカ(68) | L(2-6, 6-4, 4-6) |
ブリスベン→全豪の勢いそのままにロッテルダムでも好調をキープ。特にネットプレーが冴えており優勝もいけるかな…と思いきやベスト4でワウリンカに敗退。この試合のワウリンカはこの1年で最高の出来だったと思います(スタニスラス氏きておりました)。ネットプレーを果敢に仕掛けるもパッシングが悉くはまり惜しくも敗退。
しかし堂々のベスト4です。
4. ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権2019(Dubai Duty Free Tennis Championships)
ロッテルダムにてSFまで進んだことでフェデラーを抜いて単独6位にまで順位を上げた錦織はトップシードでドバイに参戦。初出場の大会です。
大会詳細
大会名 | ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権2019 (Dubai Duty Free Tennis Championships) |
グレード | ATP500 |
日程 | 2019年2月25日~2019年3月2日 |
開催地 | アラブ首長国連邦 / ドバイ |
会場 | Aviation Club Tennis Centre |
コート | ハードコート / 屋外 |
ドロー | 32 |
賞金 | 2,887,895ドル |
時差 | -5時間 |
フェデラーが出場していたから仕方がないかもしれませんがとにかく運営の扱いが酷いなという印象。トップシード選手へのリスペクトがあまりになく、来年以降は出ない方が良いと思う大会でした。
錦織圭:試合結果
錦織圭:第1シード / 世界ランク6位で出場
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | ブノア・ペール(65) | W(6-4, 6-3) |
2回戦 | ホベルト・ホルカシュ(77) | L(5-7, 7-5, 2-6) |
2回戦のホルカシュ戦はまさかの逆転負け。この大会以降錦織は調子を崩します。
5. BNPパリバ・オープン2019(BNP Paribas Open)
2019年最初のマスターズ。錦織自身も優勝したことがないグレードの大会です。ドバイで悔しい早期敗退を喫した錦織はマスターズ初制覇に向けた挑戦が始まります。
大会詳細
大会名 | BNPパリバ・オープン2019 (BNP Paribas Open 2019) |
グレード | マスターズ1000 |
日程 | 2019年3月7日 ~ 2019年3月17日 |
開催地 | アメリカ / インディアンウェルズ |
会場 | インディアンウェルズ・テニスガーデン |
コート | ハードコート / 屋外 |
ドロー | 96 |
賞金 | 9,314,875ドル |
時差 | -16~17時間 |
錦織圭:試合結果
錦織圭:第6シード / 世界ランク7位で出場
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | bye | ー |
2回戦 | エイドリアン・マナリノ(52) | W(6-4, 4-6, 7-6) |
3回戦 | ホベルト・ホルカシュ(67) | L(6-4, 4-6, 3-6) |
まさかの2大会連続同じ選手に負けるという結果に。本格的にスランプの予兆を感じさせる大会になってしまいました。
優勝はティーム。ハードコートでなかなか結果が出せなかったティームが決勝でフェデラーを倒し優勝しました。
6. マイアミ・オープン2019(Miami Open)
錦織本拠地でもあるフロリダで行われるマスターズ。錦織にとっては悔しい敗戦となった前回のインディアンウェルズと今回のマイアミはテニス界にとって春の祭典ともよばれるマスターズ2連戦です。
大会詳細
大会名 | マイアミ・オープン (Miami Open presented by Itau) |
グレード | マスターズ1000 |
日程 | 2019年3月18日〜2019年3月31日 |
開催地 | アメリカ / フロリダ州マイアミ |
会場 | ハードロック・スタジアム |
コート | ハードコート / 屋外 |
ドロー | 96 |
賞金 | 835万9455ドル |
時差 | 13時間(サマータイム) |
錦織圭:試合結果
錦織圭:第5シード / 世界ランク6位で出場
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | bye | ー |
2回戦 | ドゥサン・ラヨビッチ | L(6-2, 2-6, 3-6) |
なんとラヨビッチに敗退。しかもWooden Spoonという不名誉な記録まで残してしまいました。
練習なのか、コーチなのか、自信を無くしているのか…勝負強い錦織がこの数大会なりを潜めており不安の残る大会になってしまいました。
7. ロレックス・モンテカルロ・マスターズ2019(ROLEX MONTE-CARLO MASTERS)
レーシーズンの一発目の大会はモンテカルロで開催されるマスターズ。錦織が2018年怪我からの復帰につなげた大会であり準優勝した思い出の大会です。
アメリカで開催されたマスターズでは思うような結果が出せなかった錦織。1ヵ月ぶりの大会ですし、全仏オープンに向けて負けられない試合が続きます。
大会詳細
大会名 | ロレックス・モンテカルロ・マスターズ (ROLEX MONTE-CARLO MASTERS) |
グレード | マスターズ1000 |
日程 | 2019年4月14日 ~4月21日 |
開催地 | モンテカルロ ※ 実際はフランスのロクブリュヌ=カップ=マルタン |
会場 | モンテカルロ・カントリークラブ |
コート | クレー |
ドロー | 56 |
賞金 | €5,207,405 (約6億5,320万円) |
時差 | -7時間 (サマータイム中) |
ナダルが11回優勝している大会です。
錦織圭:試合結果
錦織圭:第5シード / 世界ランク6位で出場
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | bye | ー |
2回戦 | ピエール=ユーグ・エルベール(49) | L(5-27, 4-6) |
またも初戦敗退。錦織3連敗と大スランプ。ブレイクポイントを10回も逃し敗退するというチャンスでの弱さを感じさせる大会になってしまいました。
練習不足だったのかとにかく体が重そうでした。ポイントの失効も大きく残念な大会に…
8. バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(Barcelona Open Banc Sabadell)
スペインで開催されるATP500「バルセロナオープン2019」は錦織が過去2度優勝してる大会でもあります。複数回優勝してるのはナダルと錦織だけです。
事前のイベントでナダルと錦織が参加しておりあらためて錦織の偉大さを再確認しました。
大会詳細
大会名 | バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル (Barcelona Open Banc Sabadell) |
グレード | ATP 500 |
日程 | 2019年4月22日~4月28日 |
開催地 | スペイン / バルセロナ |
会場 | Real Club de Tennis Barcelona |
コート | クレー |
ドロー | 48 |
賞金 | €2,746,455(約3億2,670万円) |
時差 | 日本が+7時間 |
錦織圭:試合結果
錦織圭:第4シード / 世界ランク7位で出場
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | テイラー・フリッツ(58) | W(7-5, 6-2 ) |
2回戦 | フェリックス・オジェ・アリシアム(33) | W(6-1, 6-3 ) |
準々決勝 | ロベルト・カルバリェス バエナ(104) | W(7-5, 6-2 ) |
準決勝 | ダニール・メドベージェフ(14) | L(4-6, 6-3, 5-7 ) |
ようやく強い錦織が還ってきました。2回戦のフリッツ戦で久しぶりの勝利。そして一番勢いのあると言われているアリシアムを圧倒。この3大会が嘘のように強い錦織を見ることができました。
準決勝のメドベージェフ戦も敗れはしましたが非常にレベルの高い試合で紙一重。負けはしましたが、全仏へ向けて良い試合ができたとおもいます。
9. ムチュア・マドリード・オープン2019 (Mutua Madrid Open)
クレーコートのマスターズ2戦目。2014年にナダルを追い詰めて準優勝するなど比較的安定した結果を残している大会です。
大会詳細
大会名 | ムチュア・マドリード・オープン (Mutua Madrid Open) |
グレード | マスターズ1000 |
日程 | 2019年5月5日 ~ 5月12日 |
開催地 | スペイン / マドリード |
会場 | ラ・カハ・マヒカ |
コート | クレー |
ドロー | 56 |
賞金 | €6,536,160(約8億1,300万円) |
時差 | -7時間(サマータイム) |
錦織圭:試合結果
錦織圭:第6シード / 世界ランク7位で出場
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | bye | ー |
2回戦 | ヒューゴ・デリエン(109) | W(7-5, 7-5 ) |
3回戦 | スタン・ワウリンカ(34) | L(3-6, 6-7 ) |
2回戦はともかく3回戦でのワウリンカはくそドローですね。ランキングこそ下位ですがグランドスラムを3度制覇してるモンスターとの対戦に敗れました。ワウリンカは本領発揮というところでしょう。錦織もよくついていきましたが力及ばず。
ローマにむけて休んでトレーニングをしてほしいですね。
10. BNLイタリア国際2019(Internazionali BNL d’Italia)
錦織が出場する全仏前最後のクレーコートの大会です。フレンチに備える意味でも非常に重要な大会。
大会詳細
大会名 | BNLイタリア国際 (Internazionali BNL d’Italia) |
グレード | マスターズ1000 |
日程 | 2019年5月12日 ~ 5月19日 |
開催地 | イタリア / ローマ |
会場 | ローマ中央庭球競技場(フォロ・イタリコ) |
コート | クレー |
ドロー | 56 |
賞金 | €5,207,405(約6億4,770万円) |
時差 | -7時間(サマータイム) |
錦織圭:試合結果
錦織圭:第6シード / 世界ランク7位で出場
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | bye | ー |
2回戦 | テイラー・フリッツ(52) | W(6-2,6-4) |
3回戦 | ヤン レナード・シュトルフ(51) | W(3-6,7-6,6-3) |
準々決勝 | ディエゴ・シュワルツマン(24) | L(4-6,2-6) |
2回戦、3回戦とダブルヘッダーがあった大会です。選手はとても大変だったでしょう。しかし、準々決勝でガス欠。マスターズベスト8とは言え勿体なさの残る大会でした。
11. 全仏オープン2019(The French Open)
2019クレーシーズン集大成。グランドスラム第2戦全仏オープンです。ナダルが圧倒的な成績を残す大会です。
大会詳細
大会名 | 全仏オープン (The French Open) |
グレード | グランドスラム |
日程 | 2019年5月26日 ~ 6月9日 |
開催地 | フランス / パリ |
会場 | スタッド・ローラン・ギャロス |
コート | クレー |
ドロー | 128 |
賞金 | €20,060,000(約24億6,680万円) |
時差 | -7時間(サマータイム) |
錦織圭:試合結果
錦織圭:第6シード / 世界ランク7位で出場
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | クエンティン・アリス(153) | W(6-2,6-3,6-4) |
2回戦 | ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(82) | W(4-6,6-4,6-4,6-4) |
3回戦 | ラスロ・ジェレ(32) | W(6-4,6-7,6-3,4-6,8-6) |
4回戦 | ベノワ・ペール(38) | W(6-2,6-7,6-2,6-,7-5) |
準々決勝 | ラファエル・ナダル(2) | L(1-6,1-6,3-6) |
3回戦のジェレ戦、4回戦のペール戦がマラソンマッチを制したのはさすが。錦織以外はあきらめるような試合展開でした。ただし代償がでかくナダル戦は満身創痍。
ベスト8は立派ですが、それ以上に進むにはアーリーラウンドをどう勝ち上がるかが重要だと再認識した大会でした。
12. ウィンブルドン選手権2019(The Championships, Wimbledon)
前哨戦をスキップしてのウィンブルドンへの参戦です。グランドスラムでもっとも格式のある大会。独特の伝統を重んじる大会でもあります。
大会詳細
大会名 | ウィンブルドン選手権 (The Championships, Wimbledon) |
グレード | グランドスラム |
日程 | 2019年7月1日 ~ 7月14日 |
開催地 | イギリス / ロンドン |
会場 | オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ |
コート | 芝 / 屋外(グラスコート) |
ドロー | 男子シングルス:128 |
賞金 | £17,769,000(約24億2,490万円) |
時差 | -7時間(サマータイム) |
錦織圭:試合結果
錦織圭:第8シード / 世界ランク7位で出場
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | T.モンテイロ(113) | W(6-4,7-6,6-4) |
2回戦 | キャメロン・ノーリー(55) | W(6-4,6-4,6-0) |
3回戦 | スティーブ・ジョンソン(71) | W(6-4,6-3,6-2) |
4回戦 | ミハイル・ククシュキン(58) | W(6-3,3-6,6-3,6-4) |
準々決勝 | ロジャー・フェデラー(3) | L(6-4,1-6,4-6,4-6) |
もともとサーブに難があったり、クレーコートの疲れからかウインブルドン選手権で好成績を残せていなかった錦織。昨年のウインブルドン選手権2018でベスト8に入ったことで苦手意識を克服し今シーズンで開花しました。
過去のグランドスラムとは異なり早いタイミングでのブレイク、安定したサービスゲームで見事省エネ勝利。準々決勝のフェデラー戦まで余力十分で勝ち上がりました。この勝ち上がり方こそ「強い選手」です。お見事でした。
さて、準々決勝のフェデラーとの対決。1-3で負けましたし、フェデラーの強さを痛感する試合でした。しかし、第1セットは完全に錦織が強くてとったものです。第2セット以降はフェデラーの更なる強さを引き出してしまい負けてしまいましたが、我慢を重ねてゲームを作っていました。
負けはしました。結局ベスト8止まりです。しかし、自信を持ってもいい試合だったと思います。全米期待しましょう。
13. ロジャーズ・カップ2019(Rogers Cup)
ウインブルドン選手権の激闘の後ワシントンをスキップして参戦のマスターズ。今年はグランドスラムの成績こそ良いですがマスターズが実はボロボロ…。ジョコビッチ、フェデラーが出ない大会なのでポイントを大きく積み上げたい。
大会詳細
大会名 | ロジャーズ・カップ (Rogers Cup) |
別名 | カナダ・マスターズ / カナディアン・オープン |
グレード | マスターズ1000 |
日程 | 2019年8月5日~8月11日 |
開催地 | カナダ / モントリオール |
会場 | スタッド・ユニプリックス(モントリオール会場) |
コート | ハード / 屋外 |
ドロー | 56 |
賞金 | $5,701,945(約6億2,000万円) |
時差 | -13時間(サマータイム) |
錦織圭:試合結果
錦織圭:第5シード / 世界ランク7位で出場
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | bye | ー |
2回戦 | R.ガスケ(66) | L(7-6,2-6,6-7) |
ウインブルドンの疲労そして右ひじと手首の痛みもあって3週間ぶりの試合になった錦織。相手は怪我から少しずつ回復し、好調ペールを下したガスケでした。錦織のプレーも酷かったわけではありませんがウインブルドンと比較して凄みがなくなっていたように思えます。対してガスケは2019年一番の出来。
雨での中断もありかなりの長時間になった初戦錦織は落としました。残念ですが、プレーの質がめちゃくちゃ低かったわけでもないので療養して自信を取り戻しシンシナシティで暴れてほしいですね。
14. ウエスタン&サザン・オープン2019(Western & Southern Open)
全米前の2つのマスターズひとつであるロジャーズカップ(モントリオール)は残念ながら2回戦で敗退した錦織。怪我、そして試合勘に不安が残る中、全米の前哨戦アメリカ / シンシナシティで開催されるマスターズ1000「ウエスタン&サザン・オープン」での戦いが始まります。
大会詳細
大会名 | ウエスタン&サザン・オープン (Western & Southern Open) |
グレード | シンシナティ・マスターズ |
日程 | 2019年8月11日~8月18日 |
開催地 | アメリカ / シンシナシティ |
会場 | リンドナー・ファミリー・テニスセンター |
コート | ハード / 屋外 |
ドロー | 56 |
賞金 | $6,056,280(約6.4億円) |
時差 | -13時間(サマータイム) |
錦織圭:試合結果
錦織圭:第6シード / 世界ランク6位で出場
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | bye | ー |
2回戦 | 西岡義仁(77) | L(6-7,4-6) |
右ひじの調子、そして呼吸困難など体調に不安があった錦織。西岡にストレート負けしました。しかし、西岡のプレーもすごく良かったです。錦織のことをかなり研究してたんでしょう。
こういう西岡の強さは今後もどんどん発揮されていくのではないかなと思います。
15. 全米オープン2019(US Open)
2019年最後のグランドスラムである全米オープンテニス。錦織にとってベスト4を2回、準優勝1回と非常に好成績を残しているグランドスラムです。
前哨戦のマスターズは2大会とも1コケ…というか今年のマスターズは本当に初戦敗退が多い錦織。試合勘や体調には不安が残る中今年最後のグランドスラムがはじまります。
大会詳細
大会名 | 全米オープン (US Open) |
グレード | グランドスラム |
日程 | 2019年8月26日~9月8日 |
開催地 | アメリカ合衆国 / ニューヨーククイーンズ区 |
会場 | USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター |
コート | ハード / 屋外 |
ドロー | シングルス:128 / ダブルス:64 |
賞金(男子) | $28,619,350(約30億44,000,000円) |
時差 | -13時間(サマータイム) |
錦織圭:試合結果
錦織圭:第7シード / 世界ランク7位で出場
ラウンド | 対戦相手 | 勝敗(スコア) |
1回戦 | マルコ・トレンゲリティ(205) | W(6-1,4-1) |
2回戦 | ブラッドリー・クラン(108) | W(6-2,4-6,6-3,7-5) |
3回戦 | アレックス・デミノー(38) | L(2-6,4-6,6-2,3-6) |
2019年はマスターズが振るわない中でグランドスラムで好成績を残してきた錦織。全豪、全仏、全英に続いてベスト8、そしてベスト4という期待がありましたが3回戦でデミノーに敗戦しました。
1回戦はともかく、2回戦から非常に波が大きかった錦織。デミノー戦は特に顕著で序盤のミスを取り返すことができませんでした。
結果的に錦織のアップダウンの大きさは肘の違和感(骨棘)によるものだということがわかりました。2019年は手術によりシーズン終了となっております。