【錦織圭】シティ・オープン2021 大会情報・放送・試合速報・インタビューまとめ | ATP500

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錦織圭の2021年第14戦であり東京五輪直後の大会であるシティ・オープンがはじまります。

ウインブルドンでイップスのようになり不調が心配になりましたが、東京五輪で単複準々決勝まで進出。2年半ぶりのトップ10勝利と大躍進。

タフな日程、タフなドローが非常に心配でしたが大きな手ごたえを得た大会になりましたね。この五輪をきっかけに錦織復活を見たいものです。

【錦織圭】東京オリンピック大会情報・放送・試合速報・インタビューまとめ｜五輪

全仏、ウインブルドン、五輪が非常にタイトなスケジュールで行われたため久しぶりのATP500に感じます（ハレがありますが）。ここから全米に向けた北米シーズンがはじまりますね。

それではシティ・オープン2021を錦織圭応援目線で試合速報・ドロー・放送情報などまとめていきます。

目次ひらく

シティ・オープン2021（Citi Open）｜ATP500について
シティ・オープン2021のスケジュール /トーナメント / 出場選手
【錦織圭】シティ・オープン2021｜試合結果とハイライト動画【毎試合更新】
【錦織圭】｜シティ・オープン2021最終成績
放送情報｜シティ・オープン2021
錦織圭の次の大会はナショナルバンク・オープン（マスターズ）

目次へ

シティ・オープン2021（Citi Open）｜ATP500について

Kei Nishikori Returns to the Citi Open

大会名	シティ・オープン（Citi Open）
グレード	ATP500
日程	2021年8月2日（月）～ 8月8日（日）
開催地	アメリカ合衆国 / ワシントンD.C.
会場	ウィリアム・H・G・フィッツジェラルド・テニスセンター
コート	ハードコート / 屋外
ドロー	48
賞金	$1,137,115
時差	-13時間（サマータイム中）
放送	wowowオンデマンド / TENNIS TV

［大会公式HP］［ドロー表］

シティ・オープンは毎年8月にアメリカの首都ワシントンD.C.で開催される屋外ハードコートの大会です。1994年から2011年まではレッグ・メイソン・テニス・クラシック（Legg Mason Tennis Classic）という大会名でした。

2021年現在はシティが冠スポンサーを務めているためこの名称になっています。

シティ・オープン｜歴代優勝者

シティ・オープンの過去10年の歴代優勝者を振り返ります。意外ですが、この10年でBIG4の優勝も準優勝もありません。

また、2015年に錦織が優勝しています（素晴らしい）。

年	優勝者	準優勝者
2020	コロナにより中止
2019	ニック・キリオス	ダニール・メドベージェフ
2018	アレクサンダー・ズベレフ	アレックス・デミノー
2017	アレクサンダー・ズベレフ	ケビン・アンダーソン
2016	ガエル・モンフィス	イボ・カロビッチ
2015	錦織圭	ジョン・イスナー
2014	ミロシュ・ラオニッチ	バセク・ポシュピシル
2013	フアン・マルティン・デル・ポトロ	ジョン・イスナー
2012	アレクサンドル・ドルゴポロフ	トミー・ハース
2011	ラデク・ステパネク	ガエル・モンフィス

錦織圭｜シティ・オープン過去成績

錦織のシティオープンは2015年に地元イズナーを破っての優勝という素晴らしい実績があります。ただ、意外と欠場していますね。

2017、2018年とズベレフに連敗。2021年はほんとにズベレフに3連敗してるので次こそはと思いますね。ズベレフは今年出ませんが（東京五輪で金メダル…）。

年	ラウンド	対戦相手
2020	コロナにより中止
2019	ー	ー
2018	準々決勝	アレクサンダー・ズベレフ
2017	準決勝	アレクサンダー・ズベレフ
2016	ー	ー
2015	優勝	ジョン・イズナー
2014	準々決勝	リシャール・ガスケ
2013	3回戦	マルコス・バグダティス
2012	ー	ー
2011	ー	ー
2010	ー	ー
2009	ー	ー
2008	ー	ー
2007	2回戦	ジュリアン・ベネトー

獲得ポイントと賞金｜シティ・オープン2021

ラウンド	ポイント	賞金
優勝	500	$350,755 （約3,847万円）
準優勝	300	$178,500 （約1,958万）
SF	180	$91,500 （約1,000万円）
QF	90	$48,000 （約526万円）
3回戦	45	$24,400 （約267万円）
2回戦	20	$13,300 （約145万円）
1回戦	0	$7,520 （約82万円）

ATP500の大会にしてはコロナのなかでも賞金多いと思います。

シティ・オープン2021のスケジュール /トーナメント / 出場選手

シティ・オープン2021に出場する選手やドロー、大会のスケジュールまとめていきます。

スケジュール｜シティ・オープン2021

男子シングルスのスケジュールです。2021年は五輪直後の開催です。アメリカも暑いでしょうね。

日程	ラウンド
8月2日（月）	1回戦
8月3日（火）	1回戦 / 2回戦
8月4日（水）	2回戦
8月5日（木）	3回戦
8月6日（金）	準々決勝
8月7日（土）	準決勝
8月8日（日）	決勝

出場選手｜シティ・オープン2021

シティ・オープン2021に出場予定の選手とランキングを紹介します。

ドロー数：48
本戦ストレートイン：35名
ワイルドカード：6名
予選通過：6名
Special Exempt：1名

シティ・オープン2021 / シード選手情報
シード	RANK	選手名
1（WC）	3位	ラファエル・ナダル
2	15位	フェリックス・オジェアリアシム
3	18位	アレックス・デミノー
4	21位	グリゴール・ディミトロフ
5	23位	ヤニック・シナー
6	27位	ダニエル・エバンズ
7	29位	キャメロン・ノリー
8	36位	ライリー・オペルカ
9	39位	アレクサンダー・ブブリク
10	42位	テイラー・フリッツ
11	44位	ジョン・ミルマン
12	47位	セバスチャン・コルダ
13	49位	ブノワ・ペール
14	51位	ロイド・ハリス
15	52位	ミオミル・ケツマノビッチ
16	54位	フランシス・ティアフォー
	56位	トミー・ポール
JPN	57位	西岡良仁
	58位	ニック・キリオス
	62位	バセク・ポスピシル
	63位	ジョーダン・トンプソン
	65位	マルコス・ギロン
	66位	イリヤ・イバシカ
JPN	69位	錦織圭
	70位	サム・クエリー
	73位	アレクセイ・ポピリン
	75位	ケビン・アンダーソン
	77位	ジェームズ・ダックワース
	78位	エミル・ルーズブオリ
	79位	イゴール・ゲラシモフ
	80位	スティーブ・ジョンソン
	82位	テニス・サングレン
	84位	リカルダス・ベランキス
	87位	アンドレアス・セッピ
（WC）	89位	フェリシアーノ・ロペス
（WC）	103位	デニス・クドラ
	106位	マッケンジー・マクドナルド
	113位	ダニエル・エライ・ガラン
（WC）	115位	ブランドン・ナカシマ
	120位	内山靖崇
（WC）	129位	ジェンソン・ブルックスビー
（WC）	201位	ジャック・ソック

※ 2021/08/01の世界ランキングより

ドロー｜シティ・オープン2021

シティ・オープン2021のドローが発表されました。錦織はノーシードでナダル山。ナダルは全仏以来の出場ですのでどこまで戻してるかわかりませんが休養は純分でしょう。

シティ・オープン2021｜ドロー表

錦織圭のポテンシャルドロー｜シティ・オープン2021

錦織圭のポテンシャルドローは以下。ビッグサーバーやナダルが近くにいます。ナダル以外はトップ10いないのでナダルを倒せれば優勝までの道が一気に開けます。

1R クエリー
2R ブブリク
3R ギロン
QF ナダル
SF ディミトロフ
Final アリシアム

【錦織圭】シティ・オープン2021｜試合結果とハイライト動画【毎試合更新】

錦織圭のシティ・オープン2021の成績をまとめていきます。

1回戦：【69】錦織圭 vs サム・クエリー【70】試合結果とハイライト動画（試合時間 :2021/08/03 8:00頃）

試合の展望

錦織圭 vs サム・クエリー｜過去対戦

典型的なアメリカンなビッグサーバーであるクエリー。今回で11試合目とかなり対戦してるお互いの手の内を知った相手でしょう。なんと初対戦はあの2008年デルレイビーチの準決勝。

相手はビッグサーバーなので自分のサービスキープが前提でリターンでどれだけ崩せるか…という感じでしょう。

試合結果

Nishikori Gets Underway; Sock & Nishioka Battle to Face Nadal | Washington 2021 Highlights Day 1

	錦織圭	サム・クエリー
1 set	6	4
2 set	6	3

マッチレビュー

非常に危なげなく、安定したプレーで勝利しましたね。第2セットに5度ブレイクポイントを握られる展開がありましたが無事切り抜け勝負あり。

リターンもすばらしく勝つべくして勝ったという試合でしたね。しかし、五輪後にこれだけプレーできるとは…すばらしいです。

試合後の錦織のコメントはこちら（井蛙堂さんより引用）

僕たちはよく対戦している、何度もね。サムとの対戦は簡単じゃない。良いサーブを持っているし、特にこのサーフェスでは、彼はより時間を持てる。でもいくつかのゲームでの僕のリターンはすごく良かったし、今日のプレーにはとても満足している。

（2ndセットでBPを握られたところが）あそこが今日一番きつかったところだと思う。もしあのゲームを彼にとられていたら、セット自体もとられていただろう。苦しいポイントをいくつかしのいだ…ちょっと運もあった、でもあのゲームのあとは、少し自由になれて、プレーも良くなったと思う。

日本から来て、すごく疲れていて、今日ちゃんとやれる状態か分からなかった。でもコートでは大丈夫だった、とても良いテニスができていた。初戦というのは決して楽じゃないから、100%は期待していなかった。でもこういう感じで続けていきたい

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2回戦：【70】錦織圭 vs アレクサンダー・ブブリク【39】試合結果とハイライト動画（試合時間 : 2021/08/05 7時ごろ）

試合の展望

錦織圭 vs アレクサンダー・ブブリク｜過去対戦成績

2021年、オペルカやイズナーをおさえてサービスエース数No.1の男。さらにアンダーサーブやダブルファーストなどトリッキーなプレーが多いことで知られるロシア系カザフスタン人のブブリク。

錦織圭は相手のペースに飲まれないように自分のプレーを貫いてほしい。

試合結果

※ハイライト動画は試合後に更新※

	錦織圭	アレクサンダー・ブブリク
1 set	6	2
2 set	7	5

マッチレビュー

想像以上にトリッキーな選手でしたね、ブブリク。アンダーサーブは思ったほどうってきませんでしたがとにかくほぼすべてダブルファースト。しかもポイント間もほぼなくマシーンのようにうってきました。エースとダブルフォルトの繰り返し。錦織は相当やりづらかったと思います。

錦織はセカンドセットに少し失速しましたね。サービスも悪くなり、疲れからかミスが増え試合をこじらせました。ブブリクのリターンが相当雑だったのとブロックリターンだけだったので助かったという感じでしょうか。

とは言え、五輪後に間髪入れずに3回戦進出は立派です。次のルードはかなり強いですがなんとか勝ってほしいですね。

試合後の錦織のコメントはこちら

苦労しましたね。1セット目はかなりいい形でいろんなものが噛み合って簡単に取れましたけど、やっぱりタイトなゲームになった時に、彼のトリッキーなところのいやらしさがより出てくる。ボールを強打されたり、サーブが入ってきたりというのが、タイトになればなるほど嫌な感じなので、そこは苦労しましたけど、2セットで終われたのでそれは良かったかなと思います。

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3回戦：【70】錦織圭 vs キャメロン・ノリー【29】試合結果とハイライト動画（試合時間 : 2021/08/06）

試合の展望

錦織圭 vs キャメロン・ノリー｜過去対戦成績

私はあまり印象になかったのですが、ノーリーはなんと現時点でのレースランキング12位と絶好調。今年は4大会で決勝まで進んでるようです。

バックがフラットでかなりしぶとくボールを拾うプレイヤーとのことで、体力の消耗は避けられないでしょう。シモンタイプか？

錦織はそのディフェンスを突破する攻撃力を見せてほしいですね。

試合結果

	錦織圭	キャメロン・ノリー
1 set	3	6
2 set	6	3
3 set	6	3

マッチレビュー

前評判通り非常にしぶといプレイヤーでしたね。ウィナー級のショットを拾いまくるので錦織がなかなかゲームをとれず第1セットを落とした時は非常に嫌な落とし方だったので一瞬負けがよぎりました。

そこから修正したのはさすが錦織。第1セットはかなり相手に読まれていましたが、第2セット以降は逆を丁寧について無事勝利。SFM落としたのは良くないですが…。

しかし、五輪以降フォアがいいですね。振り切るのを意識しているといっていましたが、スピードもコースも申し分ないです。次の試合が楽しみですね。

試合後の錦織のコメントはこちら

調子がいいんだろうなというプレーをしていましたよね。他の選手と比べてミスは少ないですし、しぶといです。バックが変わっているので、バックが思ったより堅かったですね。低いフラットのボールをなかなか攻めれなかったので、むちゃくちゃあれには苦労しました。最後の方はパターンも変えて、それが功を奏したというか、バックが良かったのでそれをなるべく避けるようなプレーには変えていけたかなと思います。

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準々決勝：【70】錦織圭 vs ロイド・ハリス【51】試合結果とハイライト動画（試合時間 : 2021/08/07）

試合の展望

錦織圭 vs ロイド・ハリス｜過去対戦成績

ナダルと久しぶりにハードコートで戦えるかな…と思ったら、ハリスがナダルに勝利して上がってきました。ハリスとはドバイの準々決勝以来の対戦で錦織からしたらリベンジのチャンスがやってきました。

前回の対戦は正直負けた気がしない…というような対戦でした。勝負所でハリスのセンター線へのサーブが決まりまくり、相手にワンチャンスをやられて敗戦。今回はなんとしても勝利し、今年の準決勝進出を目指したい。

試合結果

Nishikori Battles Harris; Sinner, Brooksby in Action | 2021 Washington Quarter-Final Highlights

	錦織圭	ロイド・ハリス
1 set	6	3
2 set	7	5

マッチレビュー

いやぁ…しびれましたね。2019年バルセロナオープン以来のベスト4進出。錦織は準々決勝がしばらくの壁でしたが、その大きな壁をぶち破りました。しかも、非常に中身のあるタイトな試合を制しての準決勝。素晴らしすぎますね。

まず立ち上がり。ものすごく強い錦織でしたね。なんといきなりの2ブレイク。セットカウント4-0にし、さらに5ゲーム目も無頼くポイントを握るというものすごい強さを見せます。

しかし、なんとかサーブで防がれた後のサービスゲームをDFとイージーなミスの連発で被ブレーク。ハリスが息を吹き返します。なんとかセットを取ったものの楽勝モードからピリピリした試合になったことを印象付ける展開になりました。

そして2セット目。ハリスが完全に息を吹き返し、錦織のリターンが冴えわたるものの土壇場のスーパーサーブでBPを防ぎまくります。たしか2セット目で9個のBPをセーブしたはず。中にはマッチポイントもありました。

そんな展開で錦織も踏ん張ります。絶対に被ブレークされないという強い意志を感じましたね。なんどもなんどもBPを握った錦織はタイブレーク直前にMPを握り勝負あり。

ストレートとは思えないほど疲労があると思いますが素晴らしい勝利になりました。おめでとう錦織！超強かった。

試合後の錦織のコメントはこちら

今日も読みづらかったですね。特に2セット目は大事なポイントでどっちに転ぶか全くわからなくて、賭けも外れていた。1セット目は何とか読みが当たったのもあり、返せていましたけど、2セット目から外れだした。読みづらいは読みづらいですね。彼のクイックトスというか、他の人に比べたらモーションも速いし、見分けやすいわけでもないので、本当に賭けでしたね。

あんだけチャンスがあったのにサーブでしのがれてというのが、ずっと続いていたのでちょっと嫌な展開ではありましたね。いつかブレークされるかもしれないなという気がしていたところでブレークされかけたので、何とかしのぎましたけど、ファイナルにいってもおかしくない試合でした。

（反省点は）4-0のところですかね。そこから4-4になってもおかしくないですし、危なかったので。4-4になりましっけ？5-3になりましたよね。そこがちょっと。まぁ自分がむちゃくちゃ良かったので、こうはいかないなと思ってましたけど、あそこで決めきりたかったですね。アンフォーストエラーも続いてしまったので。唯一挙げるとしたらそこですかね

錦織 vs ハリスの他サイトのマッチレビューをCHECK

勝負強さ際立つ錦織圭、ハリスを「次は見とけリスト」から抹消！（2021ワシントン準々決勝　vs. ハリス　レビュー）｜鼻血ブログ

準決勝：【70】錦織圭 vs マッケンジー・マクドナルド【106】試合結果とハイライト動画（試合時間 : 2021/08/08）

試合の展望

錦織圭 vs マッケンジー・マクドナルド｜過去対戦成績

マッケンジーは2018年に錦織が復帰調整のために出場したダラスのCHの大会で対戦しています。マッケンジーは錦織と同じ身長、同じ体重、見た感じの背格好もそっくりなのでスマッシュ速報とかでは錦織の偽物とまで言われてますが、まあ本当に似ています。

プレースタイルもそっくりでサーブの弱さをリターンとストロークで補うタイプ。同タイプの選手として負けられないぞ錦織。

試合結果

Sinner vs Brooksby; Nishikori vs McDonald | Washington 2021 Semi-Final Highlights

	錦織圭	マッケンジー・マクドナルド
1 set	4	6
2 set	6	3
3 set	5	7

マッチレビュー

本人が一番悔しいでしょうが、とても悔しい敗戦になってしまいました。やはり五輪からの連戦はきつかったようですね。足があまりうごいていませんでした。肩も少し張っていたようでサーブが入らず、リトル錦織であるマッケンジーにセカンドアタックされまくるという劣勢。

正直ストレートで負ける展開だったんですが、2セット怒涛の追い上げ。セットを取り返した時には不覚にも泣きそうになりました。

しかし、マッケンジーが最後まで崩れませんでしたね。しぶとくしぶとく走る走るマッケンジー・マクドナルド。錦織優勢のラリーがマッケンジーのランニングショットで取り返されるシーンが多く、第3セットの12ゲームで惜しくも被ブレイクを許し敗戦。錦織もブレイクポイントを何度も握りましたが、マッケンジーの粘りにより勝ち切れませんでした。

しかし、ベスト4まで来たのは素晴らしい結果だったでしょう。願わくばファイナルまですすんでトロントをアウトするぐらいのことをしてほしかったんですがとてつもなく頑張ったと思います。

試合後の錦織のコメントはこちら

たぶん相手はベストなプレーをしたと思うので、想定外ではありました。攻撃的なテニスを最初から仕掛けられていたので、自分が下がり気味になってしまった。ファイナルは、そんなに悪いと思っていないですけど、彼のレベルがまったく落ちなかったので、どっちかというと自分が悪いというよりは、彼がすごい良かったのかなと感じました。

もうちょっとファーストを入れたかったですけど、入れられずリターンがむちゃくちゃ良かったですね。それは彼の良かったところだし、思ったよりも攻められて、しかもそれが深く入ったので、しょうがないところもありますけどファーストをもうちょっと入れたかったですね。

彼のプレーがかなり安定していたので、たまたまミスしてくれてゲームをもらえたというのもあるし、若干攻めたのもありましたけど、取れたゲームは。でも、むちゃくちゃしぶとかったですね。特にフォアのディフェンスがかなり低く来るので、バウンドも変わるし、それがこのコートでやりづらかったですね

錦織 vs マクドナルドの他サイトのマッチレビューをCHECK