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小学校時代の運動会のダンスが大嫌いで、ダンスというものに対して全く興味がなかったわけですが大学時代に文化祭でパフォーマンスをするダンスサークルを見て正直やられたと思いました。
めっちゃかっこよく見えるし、モテそう…。俺もダンス習っとけばよかった…。
そう、ダンスはカッコイイしめちゃくちゃモテそうなんです(モテるとはいわない)。しかも2012年以降中学校ではダンス必修らしいし、Tiktokやらで踊ってるし、今の若い子にとってダンスはかなり身近なものになっているのは間違いないでしょう。
ということで、この記事では広義でダンスをダンスを題材にした漫画を紹介します。社交ダンス、バレエ、アイスダンスやHIP-HOPなどのダンスまで。正直言うとダンスと漫画の相性はそこまで良くないと思います。音楽と体の動きで人を感動させるというダンスの特徴と音もなく動かない漫画の特徴はあまり噛み合わないのです。
そのため、名作といえるダンス漫画の数はあまり多くはありませんが、それでも音もない、動きもないのでゾッとするような躍動感や表現で感動させてくれる漫画が時々あるんです。そんなダンス漫画を厳選して紹介したいと思います。
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おすすめダンス漫画7選
間違いなく面白いダンス漫画を紹介。
1. ワンダンス / 珈琲(連載中)
話すことが苦手な少年とダンスに没頭する少女の圧巻のパフォーマンスを見てほしい
吃音になって目立たないように生きてきた少年・小谷花木(通称:カボ)が一心不乱にダンスの練習をする光莉に出会い惹かれていく。言葉を話すことが苦手なゆえに体で表現することに魅了されていくカボと圧倒的な存在感で周りを圧倒する光莉が様々なダンスに挑戦していく青春ダンス漫画が『ワンダンス』です。
かなりマニアックに様々なダンスの魅力を紹介してくれており、ダンス初心者の私でもかなり楽しんで読めました。というか、ダンスの描写がエグくてアニメで実際の音楽とぬるぬる動く作画で見てみたいなぁ…と思うほど。音に合わせて動きをハメるという描写からダンスは見る音楽とも作中でいっており是非見てみたい。
涙腺をぶっ壊しに来るおすすめスポーツ漫画を競技別に紹介してみる2. ボールルームへようこそ / 竹内友(連載中)
競技ダンスの熱気と色気を描いた激アツダンスストーリー
男女ペアで踊る競技ダンスの魅力にはまりダンスの世界に足を踏み入れた富士田多々良を描く青春ダンス漫画。主人公がそもそも初心者なので競技ダンスを知らない人でも楽しめる。
とにかく熱気がすごい。競技ダンスの熱さ、激しさ、美しさをこれでもかというほど感じることができる。テンポもよく画力も高いので「ダンス?」という人も間違いなく楽しめるはず(私もそうでした。ダンス漫画なめてました)。
おすすめ少年漫画65選!ジャンプ、サンデー、マガジン、チャンピオン等の名作少年漫画を掲載誌別に紹介3. 昴 / 曽田正人(完結 / シリーズ全20巻)
天才の狂気と苦悩を描いた傑作。圧巻の「ボレロ」は一見の価値あり
脳腫瘍が原因で記憶障害を起こしている双子の弟に気持ちを伝えるために毎日必死で病室で踊るすばる。毎日必死に伝えることをしてきたすばるが弟の死をきっかけにバレエの世界に足を踏み入れていく…というバレエ漫画。第2部は「MOON -昴 Solitude standing-」と題名変わってるので注意。
とにかく第1部の「昴」は機会があれば是非手に取ってほしい快作。バレエにのめり込む天才少女・昴を圧巻の表現力で描いておりその世界に引きずり込まれます。
特に「ボレロ」はゾッとするような迫力です。
おすすめ芸術・アート漫画11選!絵画、書道、芸大など芸術を題材にした名作を紹介4. ダンス・ダンス・ダンスール / ジョージ朝倉(連載中)
「男なのに」バレエのトップダンサーを目指す
幼少期に見たバレエのトップダンサーの演技にガツンとやられた村尾潤平。両親を説得しバレエを習おうとした矢先に父が他界し「男らしく」あることを心掛けるようになる。バレエに対する興味を隠しながら成長した潤平は、転校生の少女に誘われバレエ教室に通うようになる。
日本では依然根深い「男なのに」という言葉。「男なのに」バレエをはじめるハードルの高さ、続ける難しさ、それでもバレエは魅力的だということを『ダンス・ダンス・ダンスール』は教えてくれます。
思春期特有のイジメや虐待に近い描写などありつつも、それ以上に圧巻の演技シーンが最高です。潤平がシナリオ無視してアドリブをしまくるシーンがあるのですが、笑いと鳥肌両方あって「この漫画は名作だ」と実感しまくりました。
5. メダリスト / つるまいかだ(連載中)
漫画の出来栄えGOE5億点!フィギュアスケート大国日本でメダリストを目指す少女と熱血コーチのタッグが超尊い
勉強も学校生活もうまくいかないけどスケートをしたい少女・いのりがフィギュアスケートで夢が叶わなず引退した青年・司と出会う。リンクへの強い執念を持ついのりを見た司は彼女のコーチになり、2人でメダリストになる夢を目指す…というお話です。
この『メダリスト』は本当にいい漫画で、素人にはわかりづらいフィギュアスケートの採点がどうなっていて選手たちがどう挑んでいるのかを分かりやすく説明したり、フィギュアスケート大国日本の中での選手・コーチ・親たちの葛藤や強い気持ちを感じることができます。
そして、なによりいのりと司の名コンビ。この二人の直球の優しさや熱量が本当に応援したくなる魅力にあふれてるんですよね。特に司はこんな大人になりたいと思わせるぐらい素晴らしい人間です。さらに出てくる数多くのスケーターも魅力的でフィギュアスケートという競技に魅せられること間違いないです。
今読みたい連載中のおすすめ新作漫画2024!マンガ大賞の選考基準で厳選しました6. 絢爛たるグランドセーヌ / Cuvie(連載中)
世界で一握りのバレエダンサーを目指す少女たちの戦いを描く本格バレエ漫画
幼いころにバレエを見て、その世界にすっかり魅了された少女・奏。クラシックバレエの教室に通い日々トレーニングに励む奏は、海外留学のためのスカラーシップ獲得を目指し、コンクールへ挑む。
本作は日本人がトップのバレエダンサーになるためのプロセスをめちゃくちゃ丁寧に描いてます。バレエはやはり西洋発の芸術なので日本人にとっては本当に狭き門。かなり幼少期からのトレーニングだけでなく、才能を大人たちに認めさせ、奨学金をもらって留学する…というハードルの高さ。
それでも主人公の奏は超ポジティブで、様々な課題に前向きに取り組み少しずつステップアップしていく様がめちゃくちゃ応援できます。
7. 背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ / 横田卓馬(完結 / 全10巻)
ひたむきな部のメンバーにグッとくる青春ダンス漫画
部活紹介がきっかけでダンス部に入った土屋雅春と亘理英里。あがり症のヒロインと楽しいダンスを目指す主人公、勝気な先輩、強烈な個性を持った部長などがダンスを通して成長していく姿を描く物語。
ジャンプからまさか出てきた競技ダンス漫画。作者は某オ◯ニーマスター黒沢というウェブ漫画を書いていた人ですが作風がまるで違います。
主人公の二人は部の中でも突出してるわけじゃないんですがひたむきさがいいです。登場人物に誰も嫌なやつがいないのが良い。
「背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜」のtwitterアカウントに見る漫画家と読者の新しい関係性まとめ:ダンスは今後どんどん盛り上がる?
2024年のパリ五輪でもダンスが公式種目になり、優勝候補に日本人が挙げられているようです。ゴッドタレントでも日本のダンスチームがゴールデンブザー獲得するなどダンスはどんどん盛り上がっていますね。
それに伴ってダンスを題材にする漫画も増えていくと思うので、また面白い作品を見つけたら紹介しようと思います。