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イッキ見というほどではないですが3ヶ月ぐらいかけて「カウボーイビバップ」というアニメをコツコツ見てきました。評判が良いことは知っていたんですけど、なんとなくタイトルで避けていた作品でした。古臭いというか笑。
しかし、終盤になるにつれて「ああ、もうすぐ終わってしまう…」と早く続きを見たいけど見たくない…そんな複雑な心境で観ている自分がいました。この感覚は知っている。めちゃくちゃ好きな作品に出会った時に必ずこういう気分になるもんです。
監督の渡辺信一郎いわく「それまでやりたくてもやれなかったことを全部ぶち込んで作った」作品であり、「毎回20分の映画を作っているつもりでした」と語っています。
1話毎のクオリティが高く「毎回20分の映画」と監督が言うのもわかる。作画がすごい、ほんと。作品から醸し出す雰囲気から完全にターゲットは大人であり、大人も楽しめるアニメというか子供受けは絶対良くないだろうなってアニメでした。(公式HPはこちら)
1998年のアニメとは思えないぐらい古さを感じず、そして今の規制だらけのアニメ業界ではできない表現が多数で見ていて気持ちが良いです。
ちなみにオープニングがまた素晴らしく個人的にはルパン並みにテンションが上がる出来でした。見たことない人はこのオープニング見れば見たくなるんじゃないかな。スタイリッシュすぎる。これ見た瞬間に「あ、このアニメ当たりだわ…」となりました。
これだけ見ると完全にSFなんだけど、古い町並みが出てきたりするしコテコテのSFという感じはしない。SF苦手な人も多分大丈夫です。
ルパンに似ているという批判もあるんですけど、4人組のドタバタハードボイルドって捉えると似てるかもしれない。けど、パクリとは全然思えないですね。監督は探偵物語をオマージュしていると言ってるらしいです。
この作品は作画と雰囲気とセリフとキャラクターが魅力的です。主人公たち「ビバップ号クルー」のみですがちょっと消化します。
スパイク・スピーゲル
主人公。もじゃもじゃ頭で長身痩躯。かつて事故で負った傷のため右目には義眼を嵌めている。レース用に開発された機体を改造した高速戦闘機「ソードフィッシュII」を操る。普段の性格はニヒルで常に気怠い態度を取っているが、有事の際にはハプニングを楽しみ、危険を愛し、どんな窮地に陥っても軽口を叩く。かつて、チャイニーズ・マフィア組織「レッドドラゴン」に属していたが、ある事情で組織から脱走。公には死んだ事になっており、その過去の多くは謎に包まれている。
主人公のスパイクは決めるとこは決めるけどどこか抜けている三枚目。つまり超かっこいいし、理想の男像です。冴羽リョウ、ルパン三世が好きな人はきっとハマるはず。
ジェット・ブラック
スパイクの相棒。スパイクとは対照的な筋骨隆々の巨漢で、顎鬚禿頭。左腕は義手。その強面から一度賞金稼ぎではなく賞金首と間違われた事がある。その見かけによらず性格は几帳面である一方で優柔不断な面も持つ。几帳面な性格と外見のため、しばしば年齢以上に老けて見られることを少し気にしている。以前は警察組織「I.S.S.P.」に所属しており、喰らい付いたら離さない「ブラックドッグ」の異名を持つほどの凄腕刑事であったがある事件を契機に退職。その際のトラブルで左腕が義腕となった。
相棒であり保護者のようなジェット。チームを見守るお父さんという感じ。
フェイ・ヴァレンタイン
本作のヒロイン。元イカサマ師の賞金首。ビバップ号と関わり、なし崩し的に賞金稼ぎとしてスパイクたちと付かず離れずの関係を持つようになった。性格は極めて享楽的で、金に非常に強い執着心を持つギャンブル好きの浪費家。50年以上前に交通事故により致命的な怪我を負ってしまい、そのときの医療技術では治療することが出来なかった為、治療可能な時代まで冷凍睡眠をしておりその際の莫大な治療費が借金となった。
エロい。ルパンの峰不二子同様いい女という感じ。違うとすればあまり女を出すことがなく、スパイクと恋仲になることもない。
エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世
通称エド。フルネームは自分で適当に付けたものであり男性名だが性別は女。天才的なハッカーであり、ネットダイバーとしてネットで賞金首に関連した情報を集めるのは主に彼女の仕事。いつもフニャフニャしており何を考えているのか掴み所が無いが、その直観力や洞察力はハッキング同様に天才めいたものがあり、ビバップの面々が頭を抱える難問を解き明かすこともある。
他の3人とは毛並みの違うエド。ハードボイルドな周りの中でひとりコミカルだが、彼女とフェイがいることで作品のバランスがとれている…気がする。
結構賛否ある作品で、「過大評価」のレッテルも貼られるカウボーイビバップ。個人的には完全に「過小評価」されていると思います。もともとテレビ東京で放映されるも前26話の内13話しか放映されずwowwowで全話放送された作品。見ている絶対数が少ないです。 ちゃんと地上波で放映されていたら…もっと話題になったんじゃないかなと思いました。
また海外での評価も高くキアヌ・リーブスが実写映画を検討しているらしいです。実写はコケると思いますが…
個人的に一番好きなアニメ「プラネテス」を超えて現在暫定首位です。最高でした。ストーリーもそうですが作品全体の世界観がカッコいいし、音楽、セリフがかっこ良すぎてどんどんのめり込んでいきました。4人のクルーの掛け合い、チームワークも凸凹だけど見ていて飽きませんでした。
いい大人の主人公たちのだらしなさ、不完全さ、だからこその魅力が詰まっております。また、陽気なようでそれぞれが避けられない過去を持っていることが物語に深みを与えているようにも思えます。
ほんとに素晴らしい作品ですのでアニメと侮らず一度見てみることを強くオススメします。
で
ここからネタバレありの感想を。
見ていない人はブラウザバックしてくださいねー。
はい、ここから見たことある人向けの感想です。ほんとね、ここまで絶賛してますけど、あのラストだけは中々受け止めれませんでした。いや、すごくいいラストだとも思っています。
最後の2話はエドもいなくなり、スパイクの過去との決着ですよね。ほぼスパイク一人でかたを付けに行くわけじゃないですか。これが少し寂しかったなと。ラストはビバップ号で立ち向かう事件でも良かったんじゃないかなって。
そしてスパイクの死(死んでない説もありますが)。死なずにビバップ号に戻ってエンディングかなとも思ったんですけど、それもなく「BANG!」で終了。かっこ良すぎるけどせつなすぎるだろうよ。
ルパンのように終わらない物語でも良かったんじゃないかなって。けど、ビシャスとの決着はあれ以上のものは出来ないだろうし、あそこから生きて帰るのも無理がある。うまく自分の中でも昇華出来ていませんでした。
ただ劇場版を見てなんかあれでよかったかもなと思いなおしましたね。劇場版もすごくいい出来で、オープニングで動いてるスパイクが見れただけで泣きそうになりました。
醒めない夢でも見てるつもりだったんだ
と本編のラストで語るスパイクが、夢のなかで生きているようなヴィンセントと対峙するっていうのが運命的というか。
カウボーイビバップは多くの動画配信サービスで見ることができます。全26話とレンタルするのは結構しんどいボリュームなので動画サービスを利用しましょう。
おすすめ動画配信サービス(VOD)徹底比較 | 利用シーンからピッタリのサービスをご提案カウボーイビバップは以下の動画配信サービスで見れますよ。
おすすめのアニメも一緒にチェックしましょう。
見ないと損するおもしろいおすすめアニメ2024!「このアニメは見とけ」今年の新作や往年の名作を紹介本当に素晴らしい作品として自信を持って推薦出来ます。26話と長いですが、損はしないです。というか1話見たらずっと見てしまうはず。
SEE YOU SPACE COWBOY…
これ見てみたい!
多田葵さん出てるらしいし。
お金ためてDVD-BOX買おうかな笑
というか、コメント書こうとしたらネタバレ見てしまった笑
完全に自爆…
ああ、、、ネタバレすいません。ただそれでも見て欲しいっす
「天国を追い出された天使は
悪魔になるしかないんだ
まだ天国にいるつもりのおまえは
狂った堕天使だよ。
そうだろう?スパイク……」
と
「俺はただ、醒めない夢を見てるだけさ」
の対比が好きです(製作側も気に入ってたのはCMに使われていたのであきらか)
まあ最終的に
「これは、夢ね」「そうだ、悪い夢だ」
になってしまうんですが。
醒めない夢のくだりたまんないっすよね!
2016年にありがとう。
やっぱり最高ですよ。「自由」の答えがあるのだ♪
ほんとにわかります…
どっちのラストも選べないw
コメントありがとうござきいます。ラストはほんと悩ましいですよね
THIS IS NOT THE END.
YOU WILL SEE THE REAL
“COWBOY BEBOP” SOMEDAY!
アディオス!
アディオス!